アウディのスタイリッシュクーペのアウディTTは、2015年8月にモデルチェンジされて新型アウディTTとなっています。
アウディTTの最上級モデルである、アウディTTRSが2017年5月にモデルチェンジされて新型が発売されました。
スタイリングは初代アウディTTが発売された時のインパクト薄れてきたなどと言われていますが、洗練されていてかなりカッコ良いと感じます。
新型アウディTTRSはAMG A45、BMW M2、ケイマン？
新型アウディTTRSは、あらゆる環境で踏み切れる圧倒的な運動性能を持っているとの評価です。
TTRSよりも加速が鋭いとか、気持ちよく曲がるモデルはありますが、一般道のさまざまな環境で優れた性能を安定的に味わうことが出来ます。
乗り味のイメージは、BMW M2を4WDにした印象。またはメルセデスAMG A45がクーペになった感じ。ポルシェのケイマンを4WDにした感じ。などと表現されてもいます。
↑BMW M2
アウディTTRSは、いずれにしても、いいとこどりの完成度ということです。
新型アウディTTRSのエンジンスペック
アウディTTRSの実力パッケージの良さにもあります。運動するのに適した四隅に意識が行き届くボディサイズです。
- 全長：4190mm
- 全幅：1830mm
- 全高：1370mm
- ホイールベース：2505mm
エンジンについては2.5L直5ターボを搭載しています。
- 最高出力：400ps/5850rpm
- 最大トルク：48.9kgm/1700rpm
このエンジンに7速ツインクラッチを組み合わされています。
実力は0-100km/h加速をなんと3.7秒！
さらに駆動力を余すことなく路面に伝えるアウディの代名詞でもあるクワトロシステムが、アウディTTRSの走行性能を高めています。
新型アウディTTRSの試乗評価
アウディTTRSの基本的な乗り味は、ボディサイズのわりに落ち着き感があって、コンフォート性も加味されたしなやかになっています。しかし操作に対してはダイレクトかつシャキッとしていて高評価です。
強靭なボディ剛性としなやかに動く足が絶えず路面をしっかりととらえて、ハンドルを切ると、フロントタイヤが向いている方向に4WDの効果もあって、安定して走行できます。
コーナーに強引に侵入し、立ち上がりで思いっきりアクセルを踏み込むような操作をしても安定しているのは好評価です。
ここはアウディ自慢のクワトロシステムが大きな貢献をしています。クワトロ4WDシステムが非常に高度かつ緻密な制御をもって4輪をコントロールしてくれていることも大きな特徴です。
また、AMGほど派手ではないようですが、刺激的な排気音がスポーツマインドを刺激してくれるようです。さらには圧倒的なパワーではなく、シャシー性能が高いからこそ、雨の時でも400psを踏み切れる快感もあるし、ツインクラッチの歯切れの良さも大きな魅力です。
新型アウディTTRSはあらゆる走行環境で、まったくブレずに高性能を発揮できるスポーツクーペです。
新型アウディTTRSの価格
高性能スポーツクーペの価格は989万円。
ちなみに
- BMW M2：802万円～827万円
- ポルシェ ケイマン：655万円～901万円
- ベンツAMG A45：585万円～711万円
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