フォルクスワーゲンにおいて、ゴルフに次ぐ中核車種として位置づけられるのがポロです。現行ポロは2009年に発売されて、日本でも月1000台前後をコンスタントに売るなど、コンパクトカーの標準的な選択肢となっています。
そのポロが8年ぶりにモデルチェンジされ、日本でも2018年夏頃に新型ポロが発売されます。
新型ポロのボディサイズ ゴルフとの比較
現行ポロのボディサイズは、現行フィットとほぼ同じ全長3995mm、全幅399mm、全高1460mmと5ナンバー枠に収まっていました。
このボディサイズが日本の道路事情には、ジャストサイズだったのですが、新型ポロはついに3ナンバーへと拡大されました。残念ですが、ライバルのBセグメントも、いまは一昔前のCセグメントにせまるボディサイズになっているので仕方ないかもしれまぜん。
そうはいっても、ポロがゴルフのボディサイズを上回ることはありません。
新型ポロのボディサイズは
- 全長4053mm
- 全幅1751mm
- 全高1446mm
- ホイールベース2564mm
ゴルフと比較すると新型ポロの全幅は2世代前の5代目ゴルフの1760mmに迫っています。さすがに現行ゴルフの全長4265mm、全幅1800mm、全高1480mmよりはひと回り小さくなっています。
改めて、ゴルフの全幅1800mmは大きいです。ポロぐらいがちょうど良いサイズ感のような気がします。
新型ポロのスタイリング ゴルフと比較
↑現行ポロ
↑新型ポロ
↑ゴルフ
現行ポロ、新型ポロ、ゴルフ並べてみました。似すぎじゃありませんか・・・。
個人的にはもう少しそれぞれに個性が欲しいのですが。
新型ポロのエンジンと走行性能
新型ポロの搭載されるエンジンは、1.0L3気筒からディーゼルを含む9種類も用意されます。ただし、これは欧州での話です。
日本仕様は当面、1.0L3気筒ターボエンジンで最高出力95ps、最大トルク17.9kgmになっていて、それに乾式クラッチの7速DSGの組み合わのようです。このエンジンでコンフォートライン、ハイラインの2グレード構成となります。
95psのパワーは必要十分のレベルで、ターボによるトルクの大きさが実用域で実感できるので、普段使いに優れています。また、3気筒としては振動が少ないのも乗り心地への好印象につながっています。
ただし、高速での合流など高回転を使う場面では、ゴルフと比較するとさすがに微振動を感じるようです。高速走行時でのロードノイズなどもやはりゴルフと比較すると見劣りするようです。
ゴルフは一クラス上のモデル。ポロが上回らないのは当たり前で、ポロと同じBセグメントな中では完成度はかなり高いとの評価です。
ゴルフと比較しても見劣りしないインテイリアのクオリティ
新型ポロのインテリアはもうゴルフのダウンサイジング版ではなくなっています。エアコンの操作パネルを除く主要な操作はすべてダッシュボードのクロスパネルに集約させています。このクロスパネルの両側はフロントドアまでつながるデザインです。
また新型ポロには、ゴルフに搭載されているアクティブインフォメーションディスプレイが搭載されています。ナビを視線移動なしで確認できるので大変便利な機能です。
アウディに採用されるこうした先進機能がポロクラスにも搭載できるのは、アウディをグループに持っているフォルクスワーゲンのメリットですね。
新型ポロのインテリアは、明らかに質感が向上していて、ゴルフと比較しても見劣りしないレベルにまでなっています。
最新の運転支援システム
新型ポロの装備面では最新の運転支援システムが搭載されることです。
- 自動ブレーキは歩行者検知機能付きに進化
- ACCゼロホールドを備えた全車速追従型に進化
- パーキングアシスト
ACCとは車間距離を一定に保ったまま、自動でアクセルとブレーキ操作を行ってくれる装備です。
高速道路での運転にはバツグンに便利な運転支援システムです。
新型ポロとゴルフ
新型ポロの日本発売は2018年夏頃と予想されています。
価格はまだ判明していませんが、200万円ていどからの設定になると予想されています。
ポロもここまで進化すると、大きくなり過ぎた印象のゴルフはもういらないのでは?とありきたりな事を感じてしまいます。
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