レクサスのフラッグシップサルーンとして頂点に君臨する「レクサスLS」が、2017年10月にモデルチェンジされ発売されました。
レクサスLSは何度かのマイナーチェンジを繰り返しながら、なんと11年もの間頑張ってきたモデルで、ライバルのメルセデスベンツSクラスやBMW7シリーズとは大きく差をつけられています。元々差があったのですから・・・。
新型レクサスLSスタイリング
新型レクサスLSで劇的に変わっているのはスタイリングです。すっかりお馴染みになったスピンドルグリルの迫力に圧倒されます。
先代レクサスLSも2012年のモデルチェンジでスプンドルグリルを採用しましたが、新型LSは最新のスピンドルグリルと比較すると、かなり攻めたスタイリングになっています。
Sクラスや7シリーズのデザインは保守的になっていますが、新型LSは攻めたデザインで、圧倒的なブランド力を誇るライバルに対抗しています。
ただし、リアのデザインについては、さほど攻めた雰囲気は感じません。LSだけでなく、レクサス全体的に言えることかもしれませんが。あくまでも個人的な好みです。
ボディサイズは全長5235mm、全幅1900mm、全高1450mm、ホイールベース3125mmとなります。
特徴は、先代レクサスLSロングよりも全長が25mm拡大して、メルセデスベンツSクラスのロングボディに近いサイズとなっています。そしてロングボディをなくして、このサイズに一本化しています。
もうひとつ、新型レクサスLSは全高が15mm~25mm低くなっています。迫力のあるデザインと低められた全高で、4ドアクーペのようなかなりアグレッシブなイメージが強まっています。
新型レクサスLSのインテリア
インテリアもかなり攻めたデザインです。
ガラスを素材に用いた切り子細工調のオーナメント、折り紙のようなハンドプリーツのトリムなど、まさにオーダーメイドの超高級ブランドにも匹敵する仕上がりになっています。
雰囲気は、スポーティではなく、水平基調で広がりのある構成となっています。
日本の伝統、匠の世界を表現しているだけのことはあります。
新型レクサスLS搭載エンジンと走行性能
搭載されるエンジンは2種類です。
- V6 3.5L直噴ツインターボ
- V6 3.5Lマルチステージハイブリッド
LS500に搭載されるのがV6 3.5L直噴ツインターボです。最高出力は422ps。最大トルク61.2kgm/1600rpm~4800rpmで発生するダウンサイジングターボです。このエンジンに10速ATが組み合わされます。
LS500hに搭載されるのはV6 3.5Lマルチステージハイブリッドです。こちらが新型レクサスLSの本命になります。V6 3.5L NAエンジンと電気モーターが組み合わされます。このエンジンスペックは先代よりも劣るものの、スペック以上に元気に走ってくれるようです。
ただ、ハイブリッドはアクセルオンでのエンジン側の使用回転域がやや高く、高音が耳につくとの評価があります。レスポンスを重視しての設定のようですが、改善の余地ありかもしれません。
プラットフォームはレクサスLCから採用されたGA-Lで、サスペンションはすべてエアサスが標準となっています。
新型レクサスLSにはFスポーツもあり
新型レクサスには標準モデルとFスポーツが用意されます。
Fスポーツにはブレーキ容量の拡大や専用サスチューニングが施されています。新型レクサスは標準モデルでもスポーティなハンドリングが実現できているようです。Fスポーツにもなれば、BMW7シリーズにも負けないレベルのスポーツセダンに仕上がっています。
新型レクサスLSの価格
LS500が980万円~1540万円
LS500hが1120万円~1680万円
新型レクサスLSモデルチェンジでの変更点と魅力
- 11年振りのモデルチェンジ
- アグレッシブな4ドアクーペ風もスタイリング
- 日本の伝統工芸が採用されたインテリア
- 新開発のGA‐Lプラットフォーム採用
- 3.5LV6ツインターボと3.5LV6ハイブリッド
新型レクサスLSはスタイリングとインテリア、かなり攻めています。ベンツSクラス、BMW7シリーズ、アウディA8の牙城を崩すのに十分なインパクトがあります。
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