レクサスの販売はほとんどがＮＸ・ＲＸのＳＵＶモデルと言う事実…
レクサスはトヨタが世界６５か国で展開している高級車ブランドで、日本国内では２００５年から展開されています。
メルセデスベンツやＢＭＷ、アウディなどの高級ブランドに対抗して、ＬＳ、ＧＳ、ＩＳのセダンやＲＸ、ＮＸのＳＵＶを発売していますが、実際売れているのは、ＲＸ、ＮＸと言ったＳＵＶがほとんどです。
高級セダンの市場は、長い歴史による圧倒的なブランド力を持つ、メルセデスベンルやＢＭＷ、アウディの牙城が崩せず、近年人気となっているＳＵＶに関しては、新参者のレクサスでも対抗できているのが現状です。
コンパクトSUVのレクサスＵＸはプリウスベースのトヨタＣ‐ＨＲのレクサスバージョン
レクサスも販売の見込めるＳＵＶに力を入れてくるのも納得できる状況の中で、コンパクトＳＵＶであるレクサスＵＸが２０１８年春頃に発売されると予想されています。
コンセプトモデルはパリモーターショーで公開された「ＵＸ」コンパクトになります。ボディサイズは全長４４００ｍｍ、全幅１９００ｍｍ、全高１５２０ｍｍと、ＢＭＷのＸ１と近いボディサイズとなっています。
↑レクサスＵＸコンセプト
かんたんに想像できるのは、レクサスＵＸは２０１６年１２月に発売されたトヨタC‐ＨＲのレクサスバージョンであろと言う事です。よってベースとなるのは、モデルチェンジで劇的な乗り味の進化を遂げたプリウスで、ＴＮＧＡが採用される最新モデルとなります。
レクサスＵＸのエンジンは、プリウスと同じ１.８Ｌハイブリッドエンジンと２.０Ｌダウンサイジングターボがラインアップされると予想されています。
２.０ＬターボについてはＮＸやＲＸ、クラウンやＩＳにも搭載されていて、最高出力２３８ｐｓ、最大トルク３５.７ｋｇｍとなっています。
レクサスＵＸに搭載される２.０Ｌターボについては、ＢＭＷなどのダウンサイジングターボと比較すると、数値こそパワフルですが、レスポンスやパワー感などの洗練度に欠けると言われています。ぜひ改善したエンジン搭載を望みたいところです。
レクサスＵＸのスタイリングを見ると存在感もあり、またまたレクサスの中では売れる気がしますが、高級ブランドでベースが大衆車プリウス…。人気となっていとは言え同じく大衆車のＣ‐ＨＲのレクサス版…。C‐ＨＲとの差別化がどこまで出来るのでしょうか。
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