5ナンバーボックスミニバンとして不動の人気を誇る、ヴァクシー・ノアが2017年7月にビッグマイナーチェンジが予想されています。新型モデルの注目は安全装備とガソリンエンジンか?
激戦の5ナンバーボックスミニバンは2017年さらに激戦となる?
ミニバンで最も売れているのは、5ナンバーサイズのボックスタイプミニバンです。このクラスは、広い居住空間と価格などの経済性のバランスが良く人気となっています。代表モデルはセレナとステップワゴン、そして今回のヴォクシー・ノアです。
一番売れているのはセレナですが、ヴォクシーとノアは兄弟車なので、合わせるとセレナを上回る販売台数となっています。ステップワゴンには、ハイブリッドモデルがなく少し苦戦気味です。
最大のライバルであるセレナは2016年にモデルチェンジされ、自動運転技術のプロパイロット搭載と、低コストで実現されているスマートシンプルハイブリッドのラインアップで人気となっています。
新型セレナの自動運転のプロパイロットは滞時も含めた幅広い速度域で、単一車線でのアクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御する自動運転技術として人気となっています。家族で遠出の使用が多いミニバンにはありがたい装備ですね。
スマートシンプルハイブリッドについては、ヴォクシー・ノアのハイブリッドの23.8km/Lの燃費と比較すると、セレナの17.2km/Lはかなり見劣りします。しかし、価格面ではヴォクシー・ノアハイブリッドが299万円からで、セレナが248万円からとなっています。この248万円は、ノア・ヴォクシーで244万円からのガソリンエンジン燃費のモデルと比較すると、かなり優位に見えますね。
さらにセレナは2017年6月にノートに搭載して大人気となっているe‐POWER搭載モデルを追加発売予定です。
少々苦戦しているステップワゴンも2017年10月にハイブリッドモデルを追加発売と、2017年は5ナンバーボックスタイプミニバンは激戦となります。
ライバルのモデルチェンジに対抗するべく、ヴォクシー・ノアも2017年7月にビッグマイナーチェンジが予想されています。
新型ヴォクシー・ノアに新エンジン搭載か?
マイナーチェンジでは、同じく2017年にモデルチェンジを行う新型カムリに搭載予定の新設計エンジン「ダイナミックフォースエンジン」が搭載されるという噂があります。ガソリンモデルで最大熱効率40%・ハイブリッドモデルでは最大熱効率41%を達成しているのが特徴です。
実際に搭載されれば、かなりの燃費改善も期待できるのですが、カムリに搭載されるのは2.5Lなので現実的にヴォクシー・ノアに搭載するのであれば、2.0Lに変更しての採用となるでしょう。可能性は低そうですが・・・。
スタイリングの大幅変更でキーンルックを採用か?
新型ヴォクシー・ノアではスタイリングも大幅変更すると言われています。最近のトヨタ車はフロントマスクに「キーンルック」という独自の統一デザインを取り入れています。最近ではエスティマにも採用されています。
中央のエンブレムを中心にしてV字を描くように広がって、ロアグリル部分も開口部が車両底部まで開いたデザインを採用しています。
ただし、エスティマだけでなく、兄弟車のヴォクシーとノアともスタイリングの差別化を図るのに同じデザインテイストが採用されるかどうかは微妙かもしれません。
新型ヴォクシー・ノアは遅れている安全装備が充実?
現行モデルではトヨタセーフティセンスという安全装備が採用されていますが、ライバルのステップワゴン、セレナの自動ブレーキは、ヴォクシー・ノアが対応していない歩行者対応になっていたり、レーンキープや追従式クルーズコントロールなど、最新の安全装備では遅れをとっています。
ただし、今回のマイナーチェンジでは、大幅なアップグレードはされないようで、ソフトウェアのアップグレードによって検知できる障害物を拡大するとの方針のようです。
家族で使うミニバンだけに、安全装備については早めの対応を望みたいところですね。
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